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  1. ご相談事例
 

ご相談事例

離婚に関するお問合せや、ご相談事例をわかりやすくまとめてあります。

なお、文中の登場人物の名前、年齢、職業は事実とは異なります。

最近増えてきている、女性からの離婚希望のご相談事例を紹介いたします。

 

目元パッチリの美女、年齢は30代前半のC子さん。

学生時代のボーイフレンドと結婚してもうすぐ10年、子供はいません。

 

「夫に特に不満はないのですが、最近夫がとても未熟で頼りなく思えてきて、これ以上一緒にいてもどうなんだろうって思うんです」

「そのことに気がついてしまうと、こんな気持ちのまま過ごすよりは、いっそ離婚してお互い新しい道を進んでもいいのかなぁ」

「だから、今はできるだけ夫とは関わりを持たないようにしています」

 

C子さんは離婚する気満々です。・・・お互いの人生のために。

 

しかしよく話しを聞いていみると、やっぱりC子さんの異性問題です。

お相手はC子さんよりかなり年上の、妻子ある男性。

この男性は若くして出世した大会社の役員。

妻との結婚生活はうまくいっていないが、妻が離婚に応じる気配はないそうです。

この男性はC子さんとの将来像を語ってくれています。

 

ここまでなら、まずよくある話です。

 

そして、実際C子さんも相手の男性もそれぞれが離婚すれば、この二人は一緒になれます。

現在では家庭裁判所も離婚に関しては「破綻主義」をとっていますので、夫と妻どちらに非があろうとも、夫婦関係が破綻していたらまず離婚は認められます。

あとは、慰謝料や財産分与、親権など双方が納得する形で決着をつけるだけのことです。

 

いしだたかこは以下のように申し上げました。

 

あなたはどうあっても離婚をなさるでしょうから、それならば夫が嫌いになったから離婚するのではなくて、他に好きな人が現れたから離婚するのだという自覚を持って下さい。

夫にも夫のこれからの人生があるのですから、決して夫に非があるように申し立てたり、プライドを深く傷つけるような事はしないであげて下さい。

 

しかしC子さんは、いざ覚悟を決めようとすると迷います。

 

「夫にも他に好きな女性がいたらいいんですけど・・・・」

「相手の男性は奥さんとちゃんと別れてくれるかしら。愛人というのはイヤなんです」

「自分の親は心配すると思うんですけど、どう説明したら自分の気持ちを理解してもらえるかしら」

 

いしだたかこは更に申し上げさせていただきました。

 

あなたの気持ちの変化が発端ですよ。

夫に女ができたら自分が悪者にならなくて済むとか、自分が損しないようにとは、ムシがよすぎます。

どういう理由があるにせよ、大事な娘が離婚すると言ったら、親が心配して泣くのは当然です。

本来離婚と言うのはつらくて苦しいものなんです、甘えていてはいけません。

だから結婚より離婚の方が大きなエネルギーを必要とするのです。

今あなたは相手の男性に対する恋愛感情が先走っていらっしゃるようです。

気持ちが落ち着くまで少し時間を置いて、それでも離婚の決意が変わらなければ、そのときに親にも話しをしてきちんと離婚の手続きをお取りなさい。

再婚して幸せがつかめるかどうかは、あなたと相手の男性のこれからの行動しだいです。

 

人生80年、親と過ごす時関よりはるかに長い時間をパートナーと過ごすのです。

パートナーと末永くというのが理想ですが、苦しい思いをしながらの結婚生活に疑問を抱いてもしかたありません。

乗り越えられるのであれば、夫婦の危機に立ち向かっていって欲しいと願います。

幸せの特効薬はありませんが、危機を乗り越えた後には、夫婦の絆が深まっているのは確かでしょうから。

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