離婚カウンセリングではないのですが、平穏な結婚生活を送っている女性から、職場の人間関係のことで相談を受けました。
彼女のチーム4人のうち、3人が離婚経験者だそう。
3組に1組が離婚している現実からすると、職場に離婚経験者が(多く)存在するのは何も珍しくありません。
いしだがビックリしたのは彼女の言葉。
「離婚している人に、結婚している自分の日常生活を話題にするのって気が引ける…」
え、え、ちょっと待って!
それ、偏見よ!!
離婚は確かにハッピーなことではないけれど、だからといって離婚してる人が不幸であるとは限らないのよ〜!
いしだの周りにも離婚を乗り越えて、幸せに楽しく暮らしている人、たくさんいるんだから〜!
(とはいっても離婚を勧めているのではありません。そこ、誤解なさらないように)
昨年、初の著作本「見逃してはいない?離婚のサイン」を刊行したのですが、読者の方(平穏な結婚生活継続中)から「いしださんの離婚理由は仕方ないわよね〜」と言われました。
その読者の方は不倫・浮気、ギャンブルなど当事者の素行上の理由での離婚とは事情が異なっている、とおっしゃりたかったのでしょうが、何が理由であれ、離婚は離婚です。
自分に原因があろうとなかろうと、離婚の辛さや大変さは一緒。
離婚に優劣つけられるものではありません。
既婚者にとっては「離婚」はタブーの世界なんですよね〜。
未体験だからこそ憶測や偏見が入ってしまうのでしょうね。
と同時に、一般的にはそう見えるんだなぁ・・・ともつくづく社会の目を感じました。
離婚の「離」の中には×があるけど、結婚の「結」の中には確かに吉があるなぁ・・・
世の中は偏見や差別、中傷、妬み、やっかみで満ち満ちています。
離婚経験者の方は、その偏見を笑って受け止められる強さと大らかさを持ちましょうね。