コレは、いしだたかこの実話です。
いしだたかこは、結婚して3年目と6年目に同類の出来事により離婚を決意しました。
正式に離婚した後、モト夫の友人から言われたことがあります。
「ぼくら不思議に思ってたんですわ。前回の出来事のとき、奥さんなんで離婚せえへんかったんやろ・・・て。」
その言葉を聞いたとき、ちょっとショックでした。
友人達が3年目の出来事も知っていたこともそうですが、その時の件が充分離婚に値する出来事であったということは、指摘されるまで解らなかったからです。
確かに3年目の出来事の時、離婚は夫婦の話題に上りましたが、「離婚するつもりはないけれど、次回同じ事が起きたときには離婚を考えます」という、脅し的な要素でした。
そうかぁ、世間ではアレは離婚しても仕方がないことだったのか・・・というのが今でも正直な感想です。
当事者であるときは全体像がよく見えないもの。もし当時モト夫の友人達と忌憚の無い話ができていれば、また展開は変わっていたのかもしれません。
離婚をするしない、するならどのタイミングでするのか、どういう条件で話し合うのか。
当時は「まず離婚ありき」で進んでいましたから、そのへんの戦略的なことは二の次になっていました。
とはいっても、友人や身内など身近な人に相談しても、周囲がおろおろするだけで、ちゃんとしたオピニオンは得られなかったでしょうけどね。
一人で考えることは限度があります。
あなたがちょっと誰かに相談してみようかな、と思ったときはいしだたかこが力になりますよ!